日本財団 図書館


 

カスタムソフトウェアの形で設計された。

352-1.gif

図3.3.1−4 AASのシステム/ネットワーク管理機能構成の概念

3.3.1.5.2 COTSの取り込み
近年になって、システム管理のためのSNMP、コンピュータ間通信のためのTCP/IP、GUIのためのXウィンドウ等、いわゆる汎用のソフトウェアが、業界標準の地位を固めてきたが、高い有効性を求められるリアルタイムシスナムヘの適用に対しては、障害の迅速な検出・復旧等の面で課題を残している。これらの汎用ソフトウェアを、次の方針に基づき、AASの設計に取り入れるべく検討が行われた:
・オーブンな業界標準に基づく異機種接続環境の管理;
・FAAのシステム管理構造の高度化;
・可能な限りの、カスタムソフトウェアの汎用ソフトウェアヘの置き換え;
・システム有効性モデルの維持;及び、
・新しい技術を、その採用が意味のある箇所に限って採用すること。
3.3.1.5.3 システム及びネットワーク管理のアプローチ
上の検討の結果、図3.3.1−5に示すようなシステム及びネットワーク管理が実現された。その特徴は、
・SNMPべ一スのシステム及びネットワーク管理(これにより、SWP管理の機器を、容易にシステムに追加できるようになる);
・既存のシステム要素と新たに導入するシステム要素との間の、インターフェースの明確な定

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION